都道府県別の大学進学率の違いと奨学金の相関関係を考える。奨学金を受ける学生が増えている要因。

奨学金と都道府県別進学割合

奨学金を使うのは良いことだと思います。 大学生のうち、奨学金を受けている学生は実に5割にのぼるそうです。つい最近、都道府県別の大学進学率が新聞で紹介されていました。東京圏や大阪圏は高い進学率を示したのに対し、九州や東北などでは相対的に低い進学率となっていました。収入の地域間格差と見る向きもありますが、地方から大学に行く場合は多くの場合一人暮らしや下宿をする必要が出てきます。各都道府県に大学はありますが、多くの大学は中枢都市部、とくに東京圏や大阪圏に集中しているからです。日本全体として世帯収入が上がりづらくなっている今日において、大学生が進学のために奨学金を利用することはしかたのないことなのかもしれません。

「しかたがない」とネガティブな表現を使いましたが、それは奨学金が借金、またはローンという性質を持っているためです。やはり最近のニュースでよく奨学金の返済が困難になる若者が増えているという記事を見かけます。苦労して大学に通っても、卒業後の就職がうまくいかなかったり、また就職しても給与が低かったりと、若者を取り巻く環境はけっして楽なものではありません。大学進学のためには奨学金を必要とする学生が多いという現状に対して皮肉な結果です。進学率の地方間格差がなくすために、何かしらの改善を願います。


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